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第1263回例会 通常例会
平成28年9月2日(金)12:15~13:30 名古屋観光ホテル 
家田会長あいさつ

 【会長 L家田晃次】

<会長挨拶>

 9月に入りましてちょっと秋らしくなった気がします。今日ここに来る時に名城公園で赤とんぼを見かけましたが、まだまだ暑い日が続いていますので熱中症に気を付けてください。
 前回の法要例会では、早朝よりご出席くださいましてありがとうございました。

"計画委員長 L一柳

【計画委員長 L一柳】


<スピーチ>

「26年目になりました」 L田中 博晶


スピーカー L田中博晶

【スピーカー L田中博晶】


 私はL高田と一緒に1990年に入会し今年で26年目です。使ったお金は会費やその他の経費を入れると1千万円以上になると思いますが、その効果はどうであったかを考えながら話そうとすると、言いたくないこともしゃべらねばなりません。
 私は大阪の化学メーカーで研究生活に入り、会社から京都大学の応用化学研究室に派遣されてそれなりの成果をあげて評価されました。また指導を受けた古川教授から研究の進め方を指導され、これが今の人生に随分と生かされていると思います。そのうち会社の上司が愛工大の教授として転職する際誘われ、取りあえずそこで研究員として働いておりましたが、多くの官公庁や企業から技術的問題の問い合わせがあり、これらの解決のために動いていたことと、最終的に愛工大に正式採用されないことが明らかになった昭和46年に会社を起すことになりました。これまでが話したくなかったことです。

 さて名古屋中LCに入会して26年、今二つの事に感謝しております。 その一は多くの先輩から受けた薫陶で、L平子・L伊藤(右)・L篠田・L小菅その他大勢の方々を思い出します。
 もう一つは中国南京とカンボジアで行った海外事業を通じて、奉仕の有りがたさを深く感じて人生観が変わり、65歳で社長を引退後は瀬戸市の町興しのために日本一のつばきの森の建設を目指して事業を始め、これからこの奉仕を自分の人生の成果にしたいと思い毎日汗を流しております。
 冒頭で述べたお金の事など問題になりません、改めて名古屋中LCに感謝して終わらさせていただきます。(明日も朝7時に山へ行くぞ…)

おめでとう誕生日9月

 誕生日を迎えるのは、L林(8月11日)、L尾崎(9月4日)、L野村(25日)です。
おめでとうございます。

9月の誕生日


本日のローア

【本日のローア】
第1264回例会 栄クラブと合同例会
平成28年9月16日(金)12:15~13:30 名古屋観光ホテル 

会長あいさつ


<L家田会長挨拶>

 皆さんこんにちは。私只今ご紹介頂きました家田と申します。名古屋中ライオンズクラブの会長を務めさせて頂いております。
 本日は名古屋栄ライオンズクラブさんと合同例会、そしてゾーンチェアパーソンの例会訪問ということでございます。栄クラブさんと私共中クラブとは非常に深い縁がございまして、親しいというのか近しいというのか、本当に切っても切れない間柄でございます。私たちのクラブは名古屋に沢山あるクラブの中でも名古屋の中心に存在しているクラブでございます。そこに所属しているということを嬉しく思うと同時に大変感謝もしております。お陰様で楽しいライオンライフを過ごさせて頂いております。
 本日はゾーンチェアパーソンであり私たちに大変身近な存在である岩田有司Lにお越し頂き、後程楽しいお話しをお伺いしますので、宜しくお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせて頂きます。


<ゾーンチェアパーソン 例会訪問>

「感謝と分かち合い」

スピーカー 岩田有司L


スピーカー 岩田有司L


 こんにちは。今日はお招き頂きまして有難うございます。今回私は1ゾーン7クラブを1つずつ訪問させて頂きました。既に5クラブが終わりまして、今日が最後です。お話しするのも少し慣れてきましたが、今日は家族のような関係の中クラブと栄クラブですので、逆に緊張しております。お話しを聞いて頂けたら有り難いです。

 皆様のクラブがもっと良いクラブなるようにお手伝いするのがゾーンチェアパーソンの仕事だと言われております。もう既にガバナーの方針は方針訪問でしっかり聞かれたと思いますので、今日は私の話をしたいと存じます。
 私はお菓子のメーカーを営なみ、シフォンケーキを作って販売しています。うちの会社が日本で初めて作りました。よく、何処で修行したんですか?と聞かれますが、実は修行したことがなく、どうして出来たかというと、学生の頃から料理が大好きで、お菓子も含めて料理を作るのが趣味でございます。自称料理オタクです。妹と二人で東京に暮らしていた頃、毎日買い物から後片付けまで私が担当しておりました。食べ歩きよりも、スーパーや市場へ買い物に行き作るのが本当に好きなのです。美味しいものを作り、美味しいって言って貰えるのが嬉しくて仕方ない。高校の時1年間アメリカへ留学し、ホームステイ先で作ったお菓子が大好評で、そんな言葉に乗って、気が付けばお菓子屋になっておりました。
 私が一番好きな食べ物はカボチャ。何故かというと、ホクホクしてて凄く味が濃くて美味しいカボチャと、ベチャベチャゴジゴジのカボチャがあり、見た目には分からないのですが、前者に当たった時の喜びが大きくて、見分け方を研究し毎日カボチャを食べていたら手が黄色くなったこともあります。色々研究した結果分かったことは、カボチャはキュウリやスイカのように蔓に生り、収穫すると次のがまた出てくる、何度でも収穫出来る。カボチャは最初に採れたのが美味しくて、後から出てきたのは美味しくない、前者が本生(もとな)りカボチャ、後者が末生(うらな)りカボチャと言います。5月6月に沖縄や九州で採れるカボチャは本生りで、次第に末生りが混ざり、産地も本州へ移っていき、最後10月11月北海道のカボチャが本生りになるので、大体季節に合わせて買うのが美味しいということが分かりました。カボチャの美味しさを追及する中で、美味しいものとはどういうものか?も随分探求しました。いつも美味しければ有り難味が薄れる。季節の味、例えば松茸も今の時期だから食べられる、エリンギのように一年中店頭に並んでいたらそんなに美味しいと感じない、筍もそうです。なかなか出会えないものに出会えるという有り難味が美味しさの原点だと常々考えております。

 今日のテーマ「感謝」とは、有り難味を感じることだと思います。「幸せ」というのも美味しさと同じように有り難いと感じると幸せですし、「有り難い」とか「感謝」の反対は「当たり前」で、当たり前だと思っていたら幸せではない。経済的に恵まれているほうが幸せかというと、ブータンの人は世界一幸せだと言われていますが、国民は皆普段の生活を有り難いと思って暮らしているから幸せなのです。いくら経済的に豊かでも毎日が当たり前だと思っていたら幸せではないし、毎日が不満だったら不幸ではないでしょうか。
 感謝を英語で言うと、「appreciate(アプリシエート)」ですが、「ありがとう」ではなく、「真の価値が分かること」「真の価値を認める」という訳になっています。そのものの本当の価値、本当の美味しさや味が分かることがappreciateです。「絵画や音楽を鑑賞する」という意味も持っています。「真の価値を味わう」というのが、感謝であり、有り難味を感じることなのです。ライオンズクラブのドネーションのやり方がこれに当てはまると思います。当たり前のように過ごす中で、今日はこんな良い事がありました、と感じ記すことは1つの方法で、自分自身を幸せにする為に役に立つ方法だと思います。それを今度はここで発表されて、他の人にこんな良いことがあったんですよ、と言ってみんなと分かち合うことで、他の人も嬉しく思い、みんなが幸せになる。ドネーションはお金だけ集めれば済むのかもしれませんが、封筒に添えて書くことで自分もみんなも幸せになって、封筒の中のお金で更に別の人が幸せになる、ライオンズクラブの活動は幸せを作っているのではないかと思います。ライオンズクラブのメンバーで明日の生活に困る人はいない、みんな幸せ、みんなで幸せを味わって、今度は他の人とももっと幸せを分かち合っていきたいと思って奉仕活動をする、それがライオンズクラブの奉仕活動ではないかと切に感じます。
 ウィサーブもそうです。子供達1000人合唱で全員が涙し感動する姿を見た時に、人間一人のチカラは大したことないのに、みんなのチカラが集まると凄いことが出来るんだなとウィサーブの素晴らしさを実感しました。感謝の気持ちの次には恩返しがあり、まさに奉仕活動がそれに当たります。会員増強もライオンズクラブへの恩返しだと思います。様々なアクティビティーに参加させてもらう喜びをもっと沢山の人達と分かち合いたい。
 国際会長、今年のガバナーの方針は未来志向。国際会長は「次なる山を目指してnext mountain to crimb」と掲げて、100年の節目の年に、次なる100年はどんなことをすれば良いのかを考えよう!というメッセージを送っています。垣見ガバナーのメッセージは、「夢、創造、未来への懸け橋」です。どんなクラブになっていったらよいか?既成概念に囚われることなく改革していきましょう。時代がどんどん変化する中、ライオンズクラブもそれに伴って改革していかなければならないと、このメッセージから受け取っています。栄クラブ、中クラブの将来、5年10年後、どのように発展させていくかを是非真剣に一緒に考えていきたいと思います。色々な選択肢があると思います。キャビネットがよく「your club your way」自分のクラブは自分の方法でやりなさい、と言いますが、何が正解かは分かりません。 私は兎に角みんなが幸せで、仲間が幸せで、メンバーが幸せで、幸せが他の人にもどんどん広がっていくような、そういう状態が作れればそれで良いのではないかと思います。中クラブ、栄クラブの幸せが続いていけるように願っております。本日は誠にありがとうございました。